「自分を納得させればアリ」内田理央の自然体な食生活「弱いなりに生きる」で身も心も素直に
2026.08.17
しなやかで美しいプロポーションを維持し続け、大人の女性としての輝きを増していく女優の内田理央さん(34)。ストイックな生活を送っているのかと思いきや、そのライフスタイルは「無理をせず、自分の弱さも受け入れる」という、とても自然体でヘルシーなものでした。罪悪感を翌日に持ち越さない食事のルールから、お気に入りのリフレッシュ方法、そしてこれからの人生プランまで、私たちが今日から真似したくなる「心地よく生きるためのヒント」をたっぷりと語っていただきました。(井利 萌弥)

―塩分が大好きだと聞きましたが、食生活ではどんなことを気をつけていますか。
「私の食生活は、女優界の中でワーストランキング入るぐらい終わってると思うんですけど…(笑い)。せめて何か気をつけなきゃと思って、凄く油っぽいものを食べてしまったときは、朝にバナナスムージを作って飲んだり、サプリで栄養補給したり、夜ごはんをサラダに替えたりしています。何か間違いを犯したときには、取り返せるようにするという感じですかね」
―すらっとしたスタイルをずっとキープされている印象ですが、運動もされているのでしょうか?
「運動はめちゃくちゃ苦手で、したくない気持ちが強いので、していないんですよ…。なので、基本は食事でバランスをとります。もちろん食べ過ぎると絶対に太るので、食べ過ぎたら24時間以内にリカバーしています。例えば、夜中にラーメンを食べちゃった…なんてギルティーなときには、翌朝の食事に凄く気をつけるとか。 24時間以内にカバーできたら、それはなかったことにしています(笑い)。体調管理の面では、オタク並にサプリが好きなので、原材料をよく調べています。食べ物の成分を調べるのがとても大好きなんです。ドラマの撮影に入ると、お弁当しか食べられなくなってしまうので、自分に足りない成分を取るというのはすごく前のめりにやっています」
―厳しい制限を設けているわけではないのが意外です。
「何かうまいこと言い訳をつけてるんですよ。私、朝ごはんによくじゃがりこを食べるんですけど、それは“野菜”だから食べてるんです(笑い)。そんな感じで、とにかくうまいこと自分を納得させて食べればアリかなと思いますね」
―ストレッチなどの習慣はありますか?
「簡易的ですが、夜にストレッチポールや振動するボールなどを疲れてる足とか腰とかに使うことが日課になっています。毎日漫画を読んだり、アニメを見たりしながらやっていますね。帰ってきて、お風呂出た後に髪の毛を乾かすのが面倒くさいときなんかも、パックをしている10分を使ってそのストレッチの時間にあてています」
―メンタルケアのために意識していることはありますか。
「自分で言うのもなんですが、私のメンタルはとても弱いと思うので“弱いなりに強くせず、弱いなりに生きる”というのをやっています。弱いのに強いふりをしたら疲れてしまうことも多いと思うんですよね。なので、弱い自分を自覚して、少しでも前向きに生きられるようにコツをつかんでいく。自分のダメなところを把握しながら、ダメにならないよう、自分の機嫌を取りながらやっている感じです」
―自分に素直になることで、気持ちの浮き沈みを抑えているのでしょうか。
「35年間生きてきて、“この感じは沈むかも”と、だんだん分かってきたんです。20代の頃はそれを分からずにエゴサーチして傷ついたりしていましたが、30代になってからはアニメを見たり、おいしいもの食べたりして元気をつけるという攻略法を身につけたので、もう傷つくこと自体少なくなってきたかもしれません」
―占いなどに興味があると聞きましたが、メンタル面にも生かしているのでしょうか?
「占いが最近とっても好きで、楽しくていろんな方法で見ています。全然信じてないんですが(笑い)、エンタメとして話すきっかけの一つになるかなと思って学んでいますね。例えば、私がある保護猫に一直線になっていたときがあって。“絶対飼いたい!”と思って、その猫の写真をお友達に見せたら“宇宙人だよ。目がやばいよ”とか、結構怖いことを言われてみんなに反対されたんですよ。でも、それを押し通して飼い始めました。私は人の意見をちゃんと敏感に聞くタイプで、今までの自分の人生で人の話を聞かずに押し通してやったのは、この仕事をするときと、この猫ちゃんを飼うときだけなんです。芸能界に入るときも止められたのですが、自分で決めたことはやっぱり思いが強くて、ちょっとやそっとのことでは諦めないし、やめない。猫も本当に飼ってよかったって思うし、そうやって自分に一つ芯を作るのは大事だなと思いました。だから逆にあまり信じてないのかもしれないのですが(笑い)、都市伝説とか占いとか好きなんですよね」
―今後はどんな人生を歩んでいきたいですか。
「人生プランは今まで一度も立てたことがないのですが、今後どうしようか考えてみると、もっと旅行に行って自分のエネルギーを貯めたり、知識を得たり、英語を勉強したり、美しい景色を見に行ったりと、自分の糧になる時間を得たいです。仕事ももちろん大事だしやりたいのですが、きっとそれもお仕事やお芝居につながるので、時間があって自分が元気なうちにそれを行動に移せたらいいなと思います」

<編集後記>
インタビュー中、どんな質問にも飾らない言葉で、コロコロとよく笑う姿がとても印象的だった。「食生活は終わってます(笑)」と自虐を交えたり、「じゃがりこは野菜だから!」とユーモアたっぷりの言葉には、まるで友人のような親しみやすさが感じられ、女優であることを忘れてしまうほどだ。短いインタビュー中でも、周りのスタッフを巻き込んだ笑いが度々起きており、そこに愛される理由があるのではないかと思った。
完璧な美を追い求めるのではなく、自分の弱さを笑い飛ばしながら、上手に帳尻を合わせてご機嫌に生きる。その屈託のない笑顔を見ているだけで、こちらまで心が軽くなるような、ハッピーなエネルギーに満ちた時間だった。
