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西野七瀬が“100点を目指さない”ワケ 続けるための「できる範囲でやる」哲学 乃木坂46卒業で気づけた「本来の自分」とは

2026.10.19
西野七瀬が“100点を目指さない”ワケ 続けるための「できる範囲でやる」哲学 乃木坂46卒業で気づけた「本来の自分」とは

ふわふわとした笑顔がかわいらしい女優の西野七瀬さん(32)。トップアイドルとして駆け抜けた乃木坂46時代は「素の自分を隠していた」といいます。常に注目を浴びる一線で活躍しながらも、「無理をしない」しなやかなマインドにたどり着いた理由とは。自分を縛らない暮らしのルールから、メンタルを健やかに保つ秘訣、そして「人生はすべて決まっている」と語る独自の幸福論まで、現在の西野さんの飾らない素顔に迫りました。(井利 萌弥)

撮影:木村 揚輔

――とても小顔でおきれいですが、どのようなケアをしていますか。

「いや、何もやってないんです…。“顔が小さい”とよく言っていただけるんですが、自分で生きてると、それがなかなか分からないんですよね(笑い)。骨格は遺伝かなと思っていて、自分としては特に何も気にしていなかったので、親に感謝です。でも、顔から太っていきやすいタイプではあるので、“あ、この辺ちょっとお肉ついてきたな”と思ったら、食事に気をつけたりしています」

――どんな食生活を意識していますか?

「胃があまり強くないので、そもそもやんちゃな食べ方ができないんです(笑い)。大好きな揚げ物やラーメンは常習的に食べないようにしています。ただ、自分で料理とかはあまりしないですね。本当に気が向いた時だけで、やるとなっても、工程の少ないもの(笑い)。切って、何か手を加えて完成、みたいなものしか作らないです(笑い)」

――スキンケアもあまりこだわっていないと聞きました。美容の中で唯一「これだけは譲れない」ということはありますか。

「洗顔の後やお風呂上がった後は、絶対タオルで顔を拭かないです。最近は、精製水をしみこませたコットンで一度顔に水分を行き渡らせてから、フェイス用のちょっと丈夫なティッシュみたいなもので、拭き取るようにしています。水道水より精製水の方がいろいろなものが除去されていると知ってやるようになりました。実際それで何が変わっているのか、効果はあまり分からないんですけど、なんとなく、5年ぐらいはずっと続けていますね」

――スキンケアや食生活など、マイルールが少ないのが意外でした。生活する上で西野さんが最も大事にしていることはなんでしょうか。

「無理しない。できる範囲でやる、ということです。私は、100点を全然目指していないんですよ。いろいろなことを毎日習慣づけるには、毎日100点は絶対に無理なので、低くてもやる、といったことを心がけた方がいいのかなと思っています。私自身、100点を目指そうとして、三日坊主になった経験が何度もあります。そうやって最初から高い目標を決めすぎると続けづらいと学んでからは、無理しなくなりましたね」

――「100点を目指さない」というのは、心の健康にも通じそうですね。

「私は寝たら忘れるタイプで、割と楽観的に生きている方なので、それがメンタルにつながっているかは分からないのですが、私は、あまり意識してないかな。たまたまそういう特性でラッキーと思っています(笑い)。一度落ち込んでしまうと、なかなか立ち直れない方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、なぜか全然自分はそうじゃないんですよね」

――落ち込みすぎないための気持ちの切り替え方などはあるのでしょうか。

「いろんな出来事が起こる度に、一つ一つ振り回されていると、メンタルがしんどくなってきますが、“これは全部決まっているんだ”と思えば、平気なんです。“まあ、決まってたことだし仕方ないよな”って全部片付けられちゃう(笑い)。そう思うことで、動じなくなったんです。だから、後悔はあまりしません。“だって、決まっているから”。でも、昔はそんなことなかった。10代の時は、ちゃんと悲しんで、傷ついて、一喜一憂していました。それがつらかったので、自分が傷つかないようにするためなのか、気づけばそういう思考になっていましたね」

――センターとして引っ張ってきた乃木坂46を卒業し、個人の活動環境が変わったことも、西野さんの考えに影響をもたらしましたか。

「大きなきっかけだったと思います。グループでは、常に笑顔でいなきゃいけないとか、あまり素を見せてはいけない、といった意識が染みついていたのですが、1人になってから“そうじゃなくてもいいときもあるんだな”と気付いて、すごく気が楽になったんです。本当の自分ってこんな感じだったなって思いましたね。自分でも、人ってこんな変わるんだってぐらい変わったんですよ。今の方が、本来の自分だったかもって思います」

――今後はどのように歳を重ねていきたいですか。

「とにかく健康に、ずっと自分の足で歩いて、自分の歯で食べ物を食べるというのが、大きな目標です。お仕事はすごく刺激になるし、楽しいことも多いので、お仕事もしつつ、自分の人生を充実させて、いい人生だったなって思いたいですね。将来設計とかは全くなくて、今か、来週ぐらいまでしか考えられないです(笑い)。今のところはこのままマイペースに、自分軸で生きていこうかなと思っています」

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