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檀れい 今夏は苦手な怖いものに挑戦! 眠れなくなるほどのめり込んでしまうものとは…

2026.08.07
檀れい 今夏は苦手な怖いものに挑戦! 眠れなくなるほどのめり込んでしまうものとは…

今年3月に所属していた芸能事務所を退所した女優の檀れいさん(55)。独立後初の仕事として、8月8、9日の両日に、東京・よみうり大手町ホールで開かれるイベント「Tokyo Kaidan Collection2026」に出演します。俳優、声優、怪談師が集まる催しで、日本三大怪談の一つ「牡丹灯籠」を朗読劇で上演。声の表現は「挑戦」といい、「私にとっても思い出深い作品になると思う」と本番を心待ちにしています。(西村 綾乃)

撮影:田中 和也

――今回の公演では、「牡丹灯籠」を朗読劇として上演します。出演の依頼があった際の思いを教えてください。

「声優さん、そして怪談師の方とコラボレーションできるとうかがい、すごく面白い作品だな!と思いました。私自身は怖いものは苦手なのですが、怖さを飛び越えて、面白いぞ!ぜひやりたいと思いました」

――独立後、初めてのステージのお仕事ですね。

「そうですね。実は独立後は映像作品などの撮影に入っていました。こちらの情報については、まだ内容が発表されていないので、応援してくださる方は『檀ちゃん、どうしているかな?』と感じていたと思うんです。私自身もこの公演をとても楽しみにしていますし、ステージで元気な姿をお見せできればと思っています」

――朗読劇では、愛しい相手を思う余り怨霊になった飯島露を演じられます。

「お露は(萩原)新三郎に会いたいという思いを抱いたまま、恋い焦がれて死んでしまった女性。死んでもなお思いを遂げたい。会いたいという強い思いはすごいなと思います。ある意味、純粋でもありますよね。もちろんそこまでの強い思いには怖さを感じますが、怖いだけでは終わらせたくないので、どう演じていくか考えています」

――声のお仕事ですが、どのように受け止めていらっしゃいますか。

「普段は私は声だけではなく、体も一緒に表現をする。演じるという仕事をしてますので、声だけでどこまで飯島露をお伝えできるのか、挑戦だと感じています。劇場に足を運んでくださったお客様の脳にちゃんと映像が浮かべばいいなと。情景が浮かぶ表現ができたらいいなと思ってます」

――怪談やホラー作品はお好きですか。

「怖いんです。でも怖いもの見たさで(ホラー作品を)見てしまうところがある。それで大体、数日間は怖いんです。特に夜とか。昼間は元気なんですけど、夜になると、いろいろなことを思い出してしまって、寝てても思い出してしまうので、楽しさよりも怖さが残ってしまいます。映画『貞子』を見た時は、うちのテレビから貞子が出てきたらどうしよう…って考えて、とっても怖かったです(笑い)」

――今回は怖がらせる側ですね。

「そうです。怖がらせる側なんですけれども、それでもちょっと怖いです。お稽古が始まる前には、神田明神にお祓いに行きました。お祓いをして少し安心して、これで頑張れるって思いました。いただいたお守りは、お稽古中にも身につけていました。お化け屋敷でお化けの役で怖がらせる役だったら、扮装(ふんそう)もありますし、出来なかったかもしれない。朗読劇で良かったです」

――怖がらせる役は初めてですか?

「宝塚の時代に1度だけありました。新人の時に先輩方がやっている公演(『雨月物語』をベースにした『浅茅が宿-秋成幻想-』)を新人公演としてやらせていただいた時に、妖怪に変化するヒロイン・宮木/眞女児(まなご)役を務めたことがありました。娘役が恐ろしい形相をすることはあまりないので、その時はとても楽しかったです」

――お露は好きすぎて自分も相手も滅ぼしてしまいますが、檀さんご自身は好きすぎで、自分を滅ぼしそうになってしまうものはありますか?

「配信ドラマですね。寝なきゃいけないんだけど、見ちゃうみたいなところがあります。怖いです。夜中の11時くらいから、『今日のご褒美で1話だけ見よう』って思って見始めると、深夜3時、4時になって。『好きすぎて滅!』っていう感じです(笑い)」

――ちなみにどんな作品を見ているのでしょうか。

「海外のものをよく見ています。『THE BLACKLIST/ブラックリスト』も面白かったし、韓国の『哲仁王后(チョルインワンフ)〜俺がクイーン!?〜』も楽しかった。(哲仁王后は)現代でシェフをしている男性の魂が、朝鮮時代にタイムスリップして王妃の体と入れ替わってしまうお話。王妃役の女優さん(シン・ヘソン)がとっても素敵で、美しい人なんだけど中身が男性という設定だから、豪快な動きをされていて、周りがビックリしちゃうんです。とてもチャーミングで楽しく見ていました」

――それでは朗読劇を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。

「声を武器にして、お仕事をしていらっしゃる声優さんが、それぞれの役をどんな風に表現するのか、私もすごく楽しみです。声優さんたちから、『声の表現の仕方っていうのはこういうものなんだよ』ということを、少しでも学べるんじゃないか、吸収できるんじゃないかと考えています。作品には、私が演じるお露と新三郎。そして伴蔵とお峰という2組のカップルが登場します。色んな化学反応が起きて、素敵なステージになればいいなって思っています。暑い暑い毎日ですが、この作品で涼さを感じていただきたいです」

撮影:田中 和也

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