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板谷由夏「いつかなんていつよ!」50歳を目前に控えリアルな思い吐露

2025.05.31
板谷由夏「いつかなんていつよ!」50歳を目前に控えリアルな思い吐露

人生100年時代の折り返しとなる50歳は、女性にとっても老後や将来について考えるタイミング。女優の板谷由夏さんは6月で50歳になります。プライベートでは2人の男の子の母。仕事では女優業のほかにモデル、ファッションブランドのプロデュース、そして11年間報道番組のキャスターを務めるなど、エネルギッシュに30、40代を駆け抜けてきました。現在はテレビ朝日系「いつか、ヒーロー」(日曜後10・15、6月1日最終回)で敏腕政治記者を好演中です。そんな板谷さんのリアル、そして未来について聞いてみました。(後藤 実穂)

(撮影・大城有生希)

 ――もうすぐ50歳の誕生日です。50代でトライしたいこと、チャレンジしたいことはどんなことですか。

「やったことのないことは何でもトライしたいです。そして、自分がやってみようかなと思うことをなるべく早く形にしたいと思います。やりたいことはいっぱいあるんですけど、もう50歳なので、やれたらいいですねって言ってる場合じゃなくなってきましたね。“ハッ”て思ったら、その“ハッ”を大事にしようと思います。行こうかなと思ったら行くとか、会いに行こうかなと思って会いに行くとか、なるべく早めに早めに動きたいですね。“いつか”がなくなってきて “いつかなんていつよ!”と思うようになりました。そうやって自分に突っ込みながら生活しています。形にしていきたいし、実際行動したいし、やっていかなきゃいけない。50代はそうしなきゃいけないなと思います」

 ――忙しい生活の中で自身の体調とはどう向き合っていますか。

「いつも自分と会話をしています。そうすると、体の変化、心のコンディションも分かる感じがします。最近、食べていないのはどんなものかな?とか。あと気持ちの面では“今、私、こういうことを嫌だなと思っている。だから、解消した方がいい”とか。こうした会話は続けていこうと思います」

 ――今後はどんな女優さんを目指したいですか。また、どのように年齢を重ねたいでしょうか。

「これを板谷にやらせてみたいなと思う人でありたいですね。プロデューサーと監督が“この役は板谷さんにやらせてみたらいいんじゃない”と思う対象のところにいたいです。あとは、どういう女優になりたいかというよりも、どういう人でありたいか。健やかに、元気に、どんな役が来ても対応できるような体力と精神力を持っていたいなと思います」

(撮影・大城有生希)
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