竹内由恵アナ 人気アナウンサーから社長へ 浜松で得た「健全な生活」育児も仕事も両立し「自分がやりたいことをできるようになってきた」
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静岡県・浜松市でコーヒー事業を営む元テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵さん(40)。仕事に育児にてんてこまいだといいますが、新天地での充実した暮らしを教えてくれました。(井利 萌弥)
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――昨年12月から、ご自身が立ち上げたコーヒーブランド「renag coffee」のオンライン販売を開始しました。ご家族やご友人の反応はどうでしたか。
「すごく前向きに捉えてくれました。みんな新しいことに挑戦している人を応援したくなるのか、“いいんじゃない?”と言ってくれました。芸能の仕事は独特なので、夫も“全く違う仕事に挑戦するのはいいんじゃないか”と理解してくれています。最初は “キッチンカーをやろうかな”などと模索していたのも全部見ているので、“ちゃんと形にしてていいね”と、見直してくれました」
――「全く違う仕事」に飛び込んでみて、手応えはいかがでしょうか。
「全く違う業界に生きていたので、パッケージ一つそろえるのでも、こんなに大変なんだと知らなくて、“こんなにやることがあるんだ”“こんなに関わってる業者さんがあるんだ”と発見が多いです。いろいろな選択も自分がしないといけないですし…。先日も、配送業者さんを急きょ変えたのですが、小さい会社だからこそ自分の判断で全て決まるので、そこがいいところでもあり、面白いです。パッケージが仕上がったときや、ECサイトが立ち上がったときなど“わあ、ここまで来た!”と達成感を感じるのですが、まだ赤ん坊が1歩歩けたような状態です」
――学ぶことが多いと、自分の成長につながりそうですよね。
「本来の自分がやりたいことをできるようになってきたなと思います。ずっと会社員だったので、誰かに管理してもらって、誰かが作ってくれたものに乗っかってやってきて、今もお世話になっていますが、最終的に責任を取ってくれる人が自分しかいないんだなというのを、前より厳しく考えられるようになりました。業界がガラッと変わったので、見えている世界や価値観は変わっている気がします」
――5歳の息子さん、2歳の娘さんの育児とどのように両立して働いているのですか?
「アナウンサーの仕事があったら東京に来るので、合間の時間を使って、行き帰りの新幹線の中でパソコンの作業をしています。あとは、いつまでにどの量を焙煎したらいいのかスケジュールを組んでいるので、焙煎の日は他の仕事を入れないようにしています。子供がいるので、土日もなるべく仕事を入れません。ただ、連日保育園のお迎えが遅くなるのは自分の育児の方針とは違ってきてしまうので、仕事があっても“この日は子供を優先しよう”と調整してバランスを見ていますね」
――忙しい毎日にもかかわらず、どんなことにも力を注ぎ続けることができるのはなぜでしょうか?
「私の生き方としては、目標がないと頑張れないので、これは伸びそうだとか、自分が成長できそうだと思う形に身を置くというのを大事にしています。そういう意味ではセカンドキャリアも凄くいい決断でした。それまでの仕事で“これ以上自分伸びなさそうだな”と思ったら、伸びそうな場所へ行くことで自分の可能性が広がるだろうと思うので、今後も継続していきたいです」
――浜松での生活はご自身にとってどのような影響をもたらしてくれましたか。
「家族と過ごすにはすごくいいなと思います。東京にいたときは、知り合いも多いし、どこを歩いていても誰かに見られているような気がして周りを意識せざるを得なかったのですが、浜松では周りの目を気にせずのびのび過ごせます。公園や広いスペースも多いので、子供も走り回れます。小学校受験などに関しても、東京ほどいろいろな話が入ってこないので、自分たちのペースで生活を送れている気がします。もしかしたら、東京にいたらすぐにコーヒー事業とか始めてみようとは思えなかったかもしれません。周りの声が入らない環境にいるので、自分がやりたいことを始められたんだと思います」
――今後のビジョンを教えてください。
「コーヒー事業の目標は『猿田彦珈琲』さん。街中や日常で『renag coffee』の名前を目にする人が増えたらうれしいです。40歳になるので、食生活を気をつけていきたいです(笑い)。今は子育てが大変な時期なので、子供が小学生になって手が離れる時期から、さらに腕を回してやっていきたいなと楽しみにしています」
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