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中村仁美アナ 3兄弟の子育てのモットーは“諦める” 「諦めることを覚えたら、“かわいい”が“大変”を上回った」

2026.03.02
中村仁美アナ 3兄弟の子育てのモットーは“諦める” 「諦めることを覚えたら、“かわいい”が“大変”を上回った」

フリーアナウンサーの中村仁美さん(46)は男の子3人のお母さん。テレビやSNSでは育児に奮闘する等身大の姿を発信し、同世代の女性からの共感を集めています。27日には夫でお笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹さんと息子たちとのエピソードをつづった著書「妻脳VS夫脳 年上夫のあるある観察記」(光文社)を出版。著書からはにぎやかで愛情たっぷりなご家庭の様子が伝わってきます。しかし、そんな中村さんにも完璧を求めるあまり、子供との時間を心から楽しめない時期があったのだとか。“諦める”がモットーという中村さん流の子育て方法を聞きました。

撮影:大城有生希

――中2、小4、年長の3人の息子さんとはどのような日々を送っていますか。

「3人ともテニスを習っているのでほぼ毎日送り迎えしていますね。お弁当は基本は週6で、日曜日に試合があると週7。毎朝5時に起きて作っています」

――子育てと仕事をどのように両立していますか。

「両立はできてないです。やらないといけないことに優先順位を決めて、諦める部分は諦めています。だから家は汚いです(笑い)。諦める部分は諦めることが大事だと思っています」

――ご長男が生まれたばかりのころは完璧を求めていたのでしょうか。

「そうですね。昔は完璧主義で全部をやらなきゃいけないと思っていました。例えば、仕事があって息子の面倒を母に頼む時は、母は何もしなくていいように、前日に子供のご飯と大人のご飯を用意していました。食事は手作りじゃないといけないと思い込んでいたし、できるだけ母の手を借りないで自分でやらないといけないと思っていました。あのころは頑張りすぎていて苦しかったですね」

――心境の変化が訪れたきっかけを教えてください。

「子供が増える度に完璧に子育てをするのは無理だと思い始めました。何より一番大事なのは、息子たちが笑って“おやすみ”と言ってくれること。無理をして家事をするくらいなら、子供との時間をもっと大切にした方がいいと思うようになりました。そうしたら、細かいことは気にならなくなって、どんどん家が汚くなっていきました(笑い)」

――過去に「子育て14年目にして“かわいい”が“大変”を上回り始めた」とお話されていました。諦めることを覚えたことで、心に余裕が生まれたのですね。

「そうですね。前は、母親はこうあるべきと決めつけていました。母親はこういうふうにしないといけないとか、みんなはこうやっているんだから私もこうしないといけないと、自分にプレッシャーをかけていました。でも、子供が3人もいたら家事を完璧にこなすなんて絶対無理。3人子供がいるママ友に“どうやって育てればいいの?”って相談したら、“諦めることが一番だよ”って言われました。だんだんと食事は全部手作りじゃなくてもいいじゃん、部屋が汚くてもいいじゃんと割り切れるようになりました。諦めることを覚えたら、“かわいい”が“大変”を上回って、かわいい瞬間がこんなにたくさんあったんだって思えるようになりました。気持ちに余裕ができて、子供との時間を心から楽しめるようになりました」

――子育てのどんな瞬間に幸せを感じますか。

「たくさんありますが、やっぱり息子の頑張りが結果になったり、実を結んだりして、息子がうれしそうにしているところを見ると幸せだなと思いますね。後は、素直に甘えてくれた時も凄く幸せです」

――3人の息子さんにはどのように育ってほしいですか。

「3人とも性格が全然違うので、同じ道じゃなくていいのかなと思っています。それぞれがやりたいことや好きなことを見つけてくれたらいいなと思っています。そのために親として同じ環境は与えてあげたいし、できる限りのことはしてあげたいですね。幸せだなと感じられる心のひだをいっぱい育てていってほしいです」

撮影:大城有生希

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