波瑠 デビュー20年に感じる重み 「愛される大人になりたい」 新ドラマは文学オタクのバーのママ役
2026.04.08
輝くような美しさが目を引く波瑠さん(34)。8日からは、麻生久美子さん(47)とダブル主演を務めるドラマ「月夜行路 ―答えは名作の中に―」(日本テレビ系、水曜午後10時)がスタートします。文学オタクのバーのママで、トランスジェンダー女性という多角的な役どころ。女優デビュー20年目を迎え、ますます充実している波瑠さんに見どころなどを聞きました。(西村 綾乃)
-1024x683.jpg)
――ミステリー作家・秋吉理香子さんの同名小説が原作。波瑠さん演じるバーのママ・野宮ルナは、豊富な文学の知識をいかして、殺人事件の真相を紐解いていく物語です。
「ルナの頭の中には、太宰治、谷崎潤一郎など、名作文学の知識が膨大にあります。とても博識で理論的な女性なので、ルナを演じるために毎日奮闘しています」
――波瑠さんが自身は好きな作家はいらっしゃいますか?
「最近はあまり読書をする時間を持つことができていないのですが、10代の時によく読んでいたのは、桜庭一樹さんです。映画化もされた『私の男』とか。たくさん好きな作品があります」
――今回のドラマは、東京・銀座でバーをしているママの役です。波瑠さは、隠れ家のような場所を持っていますか?
「あります。ご飯屋さんです。初めて行った時から居心地が良くて、友人を呼びたくなるようなお店なんです。何を食べてもおいしいんですけど、昔ながらのっていう感じのプリンがお気に入りで、お店に行った時は必ずいただいています」
――ドラマでは麻生さん演じる、夫の浮気に悩まされている主婦・沢辻涼子と大阪に旅行に行き、さまざまな事件に巻き込まれます。波瑠さんと大阪というと、ヒロインを務めたNHK連続テレビ小説「あさが来た」が思い出されます。大阪での思い出などを教えていただけますか。
「今回、久しぶりに宿泊で行ったんですけれども、 梅田がものすごく開発されていて衝撃を受けました。商業ビルなど施設が増えていて、私が知っている梅田じゃない!とビックリしました。懐かしいなと感じたのは、南北の道を『筋』。東西の道を『通り』と呼ぶこと。御堂筋、心斎橋筋。本町通って書いてある看板を見て、『この通りはよく使ったな』とか当時のことを思い出しました」
――2006年のドラマ「対岸の彼女」(WOWOW)でデビューしてから、今年で20年です。
「あまり実感しにくいですけど、20年という時間の重みを感じます。30歳になる前に、仕事をしている時間が半生を超えたんだなと感じました。お仕事も役者だけではなく、報道番組『news zero』でパートーナー(2024年4~6月)を務めさせていただいた時期もありました。ドラマや映画など、いろんな役に巡り合える機会もありますし、本当にありがたいです」
――ご自分の成長を感じていらっしゃいますか?
「私自身はあまり変わってないのですが、 20年やってきたというだけで、すごくいろんなことができる人みたいに思われているのかなと思うと、ドギマギすることがあります。自分自身が思っている私と、皆さんが想像してくださる波瑠という人物の間にギャップがあるかもしれないですね」
――ギャップを埋めるために、どのような役者になりたいなど目標はありますか?
「いろんな話しができる大人になりたいなと思います。正しいと感じることだけで思考を固めてしまうよりは、 ちょっとダメなことも引き出しとして持っておく。愛される人間でいたいなと思います」
――今回のドラマには、いろいろなキャラクターがたくさん出てきますね。
「そうなんです。個性的なキャラクターがいっぱい出てくるので、驚くこともたくさんあると思います。様々なキャラクターたちとのやり取りをぜひ楽しんでいただきたいです」
