前田敦子が明かす 完璧ボディーで臨んだ写真集 目指したのは「触れてみたい!」と思わせる体作り
2026.03.19
昨年、活動20年を迎えた女優の前田敦子さん。「大人の恋」をテーマにした14年ぶり写真集「Beste(ベステ)」(講談社刊)が発売され、完璧ボディーラインが話題となっています。目指したのは「触れてみたい!と思ってもらえる体作り。どんなことをして臨んだのか聞いてみました。また、オーストリア・ウィーンでの撮影で「久しぶりに恋人がほしい」と思ったそうです。どんな日々を過ごしたのか語ってもらいました。(西村 綾乃)

――写真集は14年ぶりだそうですね。依頼が届いた時、率直にどのように思ったのでしょうか?
「お話いただいたのは2024年の冬ごろでした。正直迷いました。今の年齢の私が写真集を出すなんて、どこに需要があるんだろうって思って。自分のコンディションを整えることも、20代の時は何も考えずにやれていましたけど、いまはもう難しいんじゃないかって後ろ向きだったんですよ」
――その後、どんなことを考えて挑戦することにしたのでしょうか?
「20周年っていうタイミングもあって、やってみようかなって。そういうものがないと2度とやらないなと思いましたし。写真集に向けて体作りはもちろんですが、自分自身と向き合う時間にしようと考えました」
――トレーニングはどのようなことをしましたか?
「ピラティスです。3年ほど前から個人レッスンを受けていて、今も続けています。写真集のための体作りは昨年夏から本格的に始めました。夏休み中だったので、子どもも付き合ってくれて、週に3回通いました。意識をしたのは背中とお尻です。結婚式でウェディングドレスを着るために頑張る花嫁さんのような気持ちで節制しました」
――背中やお尻のラインが露わになった1枚は、引き締まっているけれど、女性らしい丸みもあって美しいなと感じました。
「ありがとうございます。『触れてみたい!』と思わず手を伸ばしてしまうような、想像をかき立てる体作りが目標でした。だから脂肪は落としすぎてはいけないし、筋肉が付きすぎてもいけない。大人になった今それがとても難しくて、自分の体の変化を感じました」
――撮影はオーストリア・ウィーンで行われました。
「ウィーンに行ったのは初めてでした。滞在したのは6日ほどでしたが、音楽や芸術の歴史を感じる街並みが美しくて感激しました。行ってみたかったお店で購入したピンク系のランジェリーは、写真集の中でも身につけています。ポーズも露出も、スタッフの皆さんの支えがあり〝ここまで〟という枠を超えたものになったと感謝しています。市内から車で30分ほど走ったところにあるワイナリーでの撮影は開放的で楽しかったです。私はお酒ではなく、ぶどうジュースをたくさん飲みました」
――上半身裸で、ベッドに寝そべるポーズもそうですが、セクシーな表情もありました。テーマは「大人の恋」でしたね。
「シーンごとに、シチュエーションを想定して、表情もすべてこだわって撮影しました。大切な人と2人だけの甘い時間は、こんな表情になるかなって。ここは役者としての経験を生かせたところでした。自分がいいと思ったことと、評価されるものは違うということはこれまでにも経験してきたので、撮影した写真をセレクトする時は、独りよがりにならないように、周囲の方の意見を聞きながら選びました。みんなで意見を出し合って、戦って完成した〝作品〟と呼べるものになったと思います」
――恋がしたくなりましたか?
「そうですね。ウィーンは特に街灯が輝く夜の街が最高で、大人のカップルが似合うと感じたので、本当に久しぶりに恋人がほしいと思いました。『好きな人と来たいな』、『夜のウィーンをデートしたら誰でも好きになっちゃう』って妄想が膨らみました」
――観光もできたのでしょうか。
「最終日にグスタフ・クリムトの『接吻』をベルヴェデーレ美術館に見に行ってすごい人の数でビックリしました。ナポレオンの肖像画(ジャック=ルイ・ダヴィッド作の『サン・ベルナール峠を越えるボナパルト』)もあって“ツーショット”を撮りました。撮影中は食事制限がありましたが、最後に名物のカツレツをいただきました。撮影をしたコテージがとてもすてきだったので、今度はゆっくり観光したいです。帰国後はお留守番をしてくれていた子どもと2人で寿司パーティーをしたんです。好きなものを息子と一緒に食べられるのは幸せだなって思いました」

