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鈴木保奈美 愛娘と語り合った“お金にまつわる話”とは…関係性は「友達のように」買い物に行ったり…

2025.05.14
鈴木保奈美 愛娘と語り合った“お金にまつわる話”とは…関係性は「友達のように」買い物に行ったり…

女優の鈴木保奈美さん(58)は3人の女の子のお母さん。「友達のようになってきていると思います」と話す姿はとても楽しそう。今年1月期のテレビ朝日「プライベートバンカー」に続き、現在放送中のフジテレビ「人事の人見」(火曜後9・00)でもレギュラー出演をしています。結婚、出産、子育てで芸能活動を一時休止してから2011年に女優業に本格復帰した鈴木さん。その後も第一線で幅広く活躍しています。エネルギッシュな活動を支える、子供たちと過ごす時間について聞きました。(井利 萌弥)

――今年1月期のテレビ朝日「プライベートバンカー」で、資産管理や資産形成の助言を行うマネーのスペシャリストの助手として、巨額の資産を巡るトラブルに立ち向かっていく役どころを演じられました。ご自身のマネープランを考える上でも、影響を受けた部分はありましたか?

「プライベートバンカーと対峙(じ)する、悪さをしようとする人たちもお金の知識をちゃんと持っているんですよね。そういう悪だくみをする人がたくさんいるんだと知ったので、お金について何も知らないまま、生きていくのって恐ろしいなと実感しました」

――お金の知識について考えさせられるドラマでした。実際にプライベートでもお金について身近な人たちとお金の話をすることはありますか?

「娘が成人して、働き始めてから、“ママ、源泉徴収って何?”って聞かれました。そのとき私も答えられなかったので、一緒に勉強しました。私の場合、一般的な会社にお勤めの方と違うことも多くて、分かってないことも多いんですよね」

――子育ての最中、お金に関する教育で悩んだことはありましたか?

「お年玉の金額などを常に考えていましたが、結局、正解は何だったのかは分からないですね。子供が手にするお金についても、お小遣いとして渡すのがいいのか、学校とかで必要なものをその都度申告させるのがいいのか。結論が出ないままでした。しっかりした金銭感覚を身につけさせなければいけないなと思いつつ、私自身がちゃんと分かっておらず、教えてあげられなかったなという思いはあります」

――子供へのお金の教育は難しいですよね。真剣に考えてくれたことは伝わると思います。現在、お子さんとはどのような関係でしょうか。

「子供たちも成長してきて、友達のようになってきていると思います。彼女たちがどう思っているか分かりませんけどね」

――成長したお子さんたちとはどのようなコミュニケーションをとっていますか。

「一緒に買い物に出かけることもありますけど、全然センスが違うので、むしろ教わっています。“今、メークはこういうのが流行ってるよ”とか、聞いたりしています」

――買い物に行ったり、メークのお話も…。素敵な母娘関係ですね!

「若い人には若い人の予定があって忙しいので、ずっと一緒にいられるわけじゃないんですけどね(笑い)」

(撮影・小海途 良幹)
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