板谷由夏 キッチンで“毒素”発散?「晩酌は必ず」旬の食材でお酒のあて
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エネルギッシュでクール。女優の板谷由夏さん(49)は相反する魅力の持ち主。だからこそ、その演技は幅広い役柄で見る人の心を揺さぶります。現在もテレビ朝日系「いつか、ヒーロー」(日曜後10・15、6月1日最終回)で敏腕政治記者を演じ、物語をもり上げています。内側から湧き出るものをつくる原動力の一つは食生活。板谷さんに気になる食へのこだわり、キッチンに立つ思いなどを聞いてみました。(後藤 実穂)
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――板谷さんは女優業だけでなく、モデル、ファッションブランドのプロデュースをされ、プライベートでは2人のお子さんの母親。お忙しい日々を過ごされていると思いますが、エネルギッシュでクールな格好良さには年々磨きがかかっています。“内側”のケアをされていると思いますが、食へのこだわりを教えてください。
「こだわりと言えるほどのものはないですが、季節のものを、その季節に美味しくいただくのがベストだと思っています。せっかく日本に生まれたし、季節のものをいただくことを意識しています」
――「季節のもの」というと、果物が思い浮かびますね。
「果物、大好きです。最近では文旦(ぶんたん)を食べまくりました。文旦とか八朔(はっさく)とか、酸っぱい柑橘系も好きで“果糖だぜ、イェイ!”と言いながら食べます。1人目の子供がおなかにいるときに和歌山を旅していて、おいしい柑橘類がたくさんあったものですから食べまくったので、その1週間後の検診で3キロ太っていたんです。妊娠後期だったんですけど、先生から“果糖ですよ”って怒られたことがありました(笑い)。それ以来“果糖だ!果糖だ!”と心で思いながら食べていて、それがまたおいしいんですよ。一方で“あっ、果糖だ”って食べ過ぎないようにもなるし」
――料理にも旬のものを採り入れたりするのは好きですか。
「料理自体が好きなので、季節のものを料理するのも好きです。お酒も好きで、季節のものであてを作って飲むのが1番ですね。味付けはシンプルです。ホタルイカと菜の花をガーリックで炒めてレモン酎と一緒にいただいたり。パスタにしてもおいしいし。タケノコの季節ならタケノコご飯もおいしいし、しょう油で炒めてもおいしいですよね。それをパクチーと一緒にして食べたり、ワインが大好きなので、ワインを選んだり。晩酌は家で必ずしています」
――キッチンで過ごす時間は長いですか。
「休みの日とかは、冷蔵庫の掃除とかして1日中キッチンに立ったりします」
――キッチンにいる時間は大切な時間ですね。
「たぶんストレス発散の1つになっている気がします。料理を作ったりすると、もう、ぶわーって毒素が抜ける感じです」
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