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憧れメリハリボディーの持ち主・原幹恵 自己肯定感アップした30歳の選択の時を振り返る「もったいないよ」の声にも…

2025.10.18
憧れメリハリボディーの持ち主・原幹恵 自己肯定感アップした30歳の選択の時を振り返る「もったいないよ」の声にも…

今年に入って新たな事務所に所属し、本格的に芸能活動を再開したタレント・女優の原幹恵さん(38)。「人間活動がしたい」と30歳で一時活動を休止し、芸能界から離れて興味あることに挑戦しました。5月には8年ぶりのグラビアが発売され「健康的なメリハリボディーがすごい」「過去最高」との絶賛の声が続出。自身も「今のカラダが一番ちゃんとしている」と話しています。「自分で言うのもなんですが、以前より深みが増したのでは」と自己肯定感もアップ。女性の“選択の時”について聞いてみました。(鈴木 美香)

撮影・大城有生希

「癒やし系女神」として地位を確立していたグラビア、出演依頼が途切れなかった女優業…。順調にキャリアを重ねて迎えた30歳。そんなタイミングで原さんが決意したのは、“職場”から離れることだった。周囲からは「もったいないよ」の心配の声が上がり、当時の所属事務所との話し合いも1年におよんだ。それでも思いを貫いたのは、冷静に自分自身を見つめた結果だった。

「男性にも当てはまるのかもしれませんが、女性にとって30歳って一つの節目だと思っています。そのタイミングで自分のことを見つめ直したいと思ったのがお仕事を一度休もうと思った理由でした。16歳でデビューした後、生活はお仕事と家の往復みたいなことばかりで、役所での手続きも分からなかったですし、仕事で待ち合わせをするにもマネジャーさんに行き方を教えてもらって行くという感じで、本当に何も知らなかったんです。“人間活動”がしたいと思いました」

芸能界を離れて早速向かったのは、カナダ、タイへ英語の語学留学。帰国すると今度は国内でインテリアを学べる学校へ入学しライフスタイルプランナーの資格を取得した。ボディーメイクも見直し、ピラティスやパーソナルトレーナーの資格も取った。

「活動休止の期間には、これまで出会えなかった人と知り合うことができました。学校も自分で決めて1人で飛行機の手配もしました。カナダではバスを乗ることが多くて、バスって便利だなと分かって、日本でも乗りこなせるようになりました。ボディーメイクは10代から興味があったのですが、今ほど鍛えることがはやっている時代ではなくて、昔は無理なダイエットをやったりして…。資格を取得して知識も得た今は、それを生かして家でも運動しています。今の体が一番ちゃんとしていると感じています」

そして今春に披露した8年ぶりのグラビアは「健康的な美しさ」「メリハリがすごい」「真似したい」と称賛の声が続出。人生そのものをセルフメイクし、ボディーメイクの質もアップした姿は女性のあこがれでもある。そんな原さんは「いろいろな経験ができて今につながっていることが自分の強みになっていると思います」と笑顔。晴れやかな表情から現在の充実ぶりがうかがえた。

撮影・大城有生希
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