女優の剛力彩芽さん（32）は弾けるような笑顔が魅力。昨年はNetflixシリーズ「極悪女王」での熱演が世の中にインパクトを与えました。6月からは喜劇役者・三宅裕司さん（74）が座長を務める熱海五郎一座の舞台「黄昏のリストランテ～復讐はラストオーダーのあとで～」(６月２～27日、東京・新橋演舞場)に出演します。三宅さんに「すてきな笑顔の女優さん」として起用された剛力さん。エネルギッシュに舞台に立つために日頃から意識していることやリフレッシュ法について聞きました。（井上　侑香）

――これまでも数多くのドラマ、映画、舞台に出演されてきた剛力さん。三宅裕司さんも「すてきな笑顔」とおっしゃっていましたが、その笑顔を生み出す生活で意識していることはありますか？

「自然に触れることですね。今は海や緑が多いところに行きたいなと思っています。つい先日もお仕事で沖縄に行ったんですけど、少しだけオフの時間があったので、めちゃくちゃはしゃぎました(笑い)。マリンスポーツをしっかりやらせていただいてリフレッシュできました」

―リフレッシュするために行くお気に入りのスポットはありますか？

「宮崎県高千穂町ですね。2021年に旅サラダのロケで行ってから大好きになって、プライベートでも何度も訪れています。その縁で2023年4月から観光大使をやらせていただいているんですけど、すごく空気が新鮮。厳かでありながらも、緊張感はまったくなくて温かく癒やしてくれるような空気感。リフレッシュするために行きたくなる場所です」

――高千穂町では地元の方々との交流も楽しみだそうですね。

「仲良くさせていただいているお父さんやお母さんがいるんです。畑で獲れたものを送ってくださったり、本当にありがたくて、温かい交流をさせていただいています」

―6月には「熱海五郎一座」の新橋演舞場シリーズ第11弾に出演されます。劇場内でのルーティーンはどういったことをされているんでしょうか。

「私は準備に凄く時間がかかるんですよ。大体、始まる2時間前には現場入りして、ストレッチを10～15分くらいします。今回はアクションが盛りだくさんでダンスもあるので、体力作りをしておかないといけないと思って、開幕前にはスクワットなどの体幹トレーニングもしていました」

――朝や夜のルーティンはありますか？

「ルーティンということはないですが、基本的に遅寝なので、夜に好きなことをしています。漫画を読んだり、映画を見たりですね。漫画はアプリをインストールして、いつでもどこでも読めるようになりました。現実逃避って思いながら読んでいます」

――最近のお気に入りの作品はありますか？

「シバつき物件(大森えす著、集英社)ですね。物語がしっかりあって、結構ぐっときて泣けます。柴犬が可愛くて、でも泣きながら、ほっこりしながら読んでいます。あとは少女漫画を読むことが多いかな。最近は転生ものが多いので、私もチートスキルが使えたらいいなと思いながら楽しんでいます」

――漫画もリフレッシュになっていますね。

「はい。すごく楽しんでいますね。おかげで今、ストレスないんです（笑い）」