トリンドル玲奈 年齢にあらがわない、ほうれい線や目のシワも「自然でいいかな」
2025.07.21
天真爛漫(らんまん)でキュートな女優のトリンドル玲奈さん(33)。7日にスタートしたテレビ東京系「レプリカ -元妻の復讐」(月曜後11・06)では、整形して復讐(ふくしゅう)する“ヒロイン二役”を演じて注目を集めています。30代に入ってから感じている変化、そして、今後どのように年齢を重ねていきたいか聞いてみました。(後藤 実穂)

――ドラマ現場では食べ物の話で盛り上がることもあるそうですね。ファーストフードも食べられるとか。
「ハンバーガーの中に、ポテトを挟んで食べるのが好きです!ポテトにケチャップをつけて、それをハンバーガーに挟むと、めちゃくちゃ美味しいんです。挟まなくても、ポテトを食べて、瞬時にハンバーガーを食べても美味しいです。おすすめの食べ方で、各段に美味しくなります(笑い)」
――朝や夜、ドラマ撮影中など、決まったルーティンはありますか。
「最近、台湾のお茶にハマっています。ナツメなども入っていて、ちょっとピンクっぽいお茶で、凄く美味しいんです。そのお茶が体を温めてくれたり、巡りを良くしてくれています」
――どういった時に飲みますか。
「起きたらすぐにお湯を沸かして、お茶をたっぷり作って。準備の間にちょっとずつ飲みながら、水筒に入れて持っていくというのをドラマの撮影が始まった6月の初めから欠かさずやっています」
――変化は感じていますか。
「冷房で冷えがちなので、体を温めてくれて、巡りを良くしてくれる気がします。毎日継続できてることが凄いなと思っています。ふふふ」
――あまり継続することは得意ではないのですか。
「得意ではないですね(笑い)。ものすごく飽き性で、すぐやめちゃうんです。でも、このお茶は続いてます。何か温かいものを持っておくと、外でも中でも好きな時に飲めるし、これは美味しく楽しめる。継続できていることがうれしいです」
――30代になって健康とか美容とかに対する考え方に変化はありますか。
「やっぱり、ちょっとずつ老化が始まってる気はしています。今まではヘルシーかなと思って食べていたものもありますが、これからは本当に栄養のあるものを積極的に取っていかないとなと思い始めています」
――栄養面ですか。例えば、どんなことを意識していますか。
「タンパク質もそうですが、女性は鉄分が必要なので、レバーを煮てみようかなとか、卵を一週間分買っておいて一日一個食べてみようかなとか。栄養面の細かいことを意識するようになって、今すぐどうするというよりは、これからのことを考えて、肌や髪にいいものを少しずつバランス良く食べていきたいなと思っています」
――食事以外に気をつけていることはありますか。
「適度に歩くことが大事ですね。散歩やピラティスなど、少しずつやっています。ピラティスも2年くらい続けています。筋トレをするのがあまり得意ではないので、体を伸ばすピラティスが自分に合ってるのかなと思っています。30代になって、自分に合う食べ物や運動を見つけていきたいなと思うようになりました」
――「これからのことを考えて」と言われていましたが、今後、どのように歳を重ねていきたいですか。
「自分の顔にいろいろ気になる部分があったのですが、今回特殊メイクをしてみて、今のままでも良いかなあと思えるようになりました。無理に年齢や歳を取ることにあらがわなくもいいのかなと思っています」
――すてきな考え方ですね。
「女優としては自然に歳を重ねていく方が、できる役が増えるし、幅も広がるかなと思うようになってきました。笑うと、ほうれい線や目のシワができるタイプなんですが、“ま、それも自然でいいかな”と。ただ、食べ物だけはちゃんとバランス良く。お米を食べて、お魚を食べて、お肉を食べて。そこは頑張りたいなと思っています」
――どなたか参考にされている方はいますか。
「最近90歳ぐらいの元気なおばあちゃんのYouTubeをよく見ています。おばあちゃんが掃除して、部屋をピカピカにしていて、食事も作り置きを作ってバランスよく食べられていて“ああ、凄いな”と思いながら見ています」

<編集後記>
大きな口を開けて屈託なく笑う姿に、あっという間に“トリンドルワールド”に引き込まれた。「ふふふ」「あはははは」と笑う声が部屋に響くたびに、場がなごんだ。夫で俳優の山本直寛さんとの新婚生活も、顔をクシャッとさせながら赤裸々に語ってくれた。こちらが、かんでしまった時も笑いながら優しく突っ込んでくれる、そのさりげない気遣いに救われた。
写真撮影では、ほんわかした雰囲気から一変。表情、視線、ポージング。次々とカメラマンの要望に応えた。
「今のままでも良いかなあ」「無理に年齢や歳を取ることにあらがわなくもいいのかな」。特殊メイクで臨んだ今作を通じ、素直な思いを打ち明けてくれたトリンドルさん。自分に合うものを探し、自然に歳を重ねていく――。今後、どのように歳を重ね、どんな女優さんになっていくのか、楽しみでならない。(後藤 実穂)