かとうれいこ 27年ぶり写真集 柔らかい表情を生み出す秘けつとは‥
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タレントのかとうれいこさん(56)が今秋、27年ぶりの写真集「AROUND」(講談社刊)を発売しました。2001年にプロゴルファーの横尾要さん(53)と結婚後は、仕事をセーブしていましたが、コロナ禍に感じたある思いが「チャレンジし続けたい!」という気持ちを後押ししてくれたと教えてくれました。(西村 綾乃)
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――写真集「AROUND」は魅力的な表情が詰まっています。昨年、週刊誌でグラビア撮影を行ったことが、写真集を作るきっかけになったそうですね。
「はい。私がグラビアを撮っていたことを知らない30代の女性編集者の方から『同性が見ても素敵と思える写真集を出しませんか』と言われたことがきっかけになりました。当時のことを知らない世代からのオファーが私の心に響いて、挑戦してみよう!と思いました」
――3月にオーストラリアで行った撮影では、30年ぶりに水着姿も披露されました。変わらないスタイルに驚きました。
「体型を維持するために普段からゴルフやピラティス、ヨガなど運動をしています。自分が日々ルーティーンとしていることが生かせたので続けていて良かったなと思いました。あとはお腹周りは気になるので、撮影前にはお酒を飲まないようにするなど気をつけました。もちろん年齢は重ねているので、重力には勝てない部分もありますが、チャレンジをしている私の姿を同世代の女性に見てほしい。頑張っている私の姿が同世代の女性へのエールになればうれしいです」
――完成した写真集の出来映えについてはどのようにお感じですか。
「1年前には想像していなかったことが起きているので、自分が一番ビックリしています。一緒に作ってくれた皆さんに感謝しかないです。写真を見て思ったのは、20代の時も今も、笑顔は変わらないなということでした」
――柔らかい表情を見て、心身ともに柔軟なんだなと感じました。
「毎朝目が覚めたらベッドを出る前に、全身ストレッチをしています。今年の夏は暑かったので、夜中にエアコンをかけていると寝ている間に体が縮こまっているんですよね。なので起きたら5分くらいかけて全身を伸ばすようにしていました」
――表情筋も鍛えていらっしゃいますか。
「はい。日常の中では口角を上げるように意識をしています。普段スマートフォンを見たり目も酷使していますよね。だからテレビを観ている時や入浴中、仕事の移動中など気がついた時には首のリンパ、頭や耳などをほぐしてリラックスするようにしています」
――写真集を発売後、お渡し会ではファンの方と交流されていました。
「グラビアをしていた当時からのファンの方、私よりも年齢が下の世代の方。いろいろな人とお話をしました。中には私が歌手活動をしていた時にファンになったけれど、当時は中学生でライブに行ったりできなかったから、会えてうれしいと思いを伝えてくださった方もいて、やって良かったなと思いました」
――今後はどのような活動をしていかれたいですか。
「はい。旅が好きなので旅に関連したお仕事もして行きたいと思っています。『挑戦し続けたい!』という気持ちが芽生えたのはコロナ禍でした。それまでは当たり前に思っていたことができなくなる時間を経験したので、会いたい人には会おう。やりたいことはやれるならばやろうと意識が変わりました。22歳の長女にも挑戦することの大切さを伝えているので、私自身も『出来ないかも』と諦めるのではなく、『出来ると思って頑張る!』という気持ちでチャレンジを続けていきたいです」
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