かとうれいこ 変化と向き合い〝溜め込まない体〟に 手に入れた内面からの輝き
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タレントのかとうれいこさん(56)は40代の時に更年期障害に悩まされたと言います。「夏風邪が治りにくいな」と感じたことから、自身の免疫力や体力が落ちてきたことを実感。対策として始めたのが食生活の改善のほか、キックボクシングなどの運動でした。結果、疲れもストレスも〝溜め込まない〟体を手にして内面から輝きを放っています。(西村 綾乃)
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――スタイル維持などご自分の体に目を向けることはずっと続けてこられたと思うのですが、年齢を重ねるにつれて体の不調を感じることも増えてきたそうですね。
「34歳の時に娘を出産してから、最優先は子供のことでした。自分のことは二の次、三の次で、『何だか変だな』と思っても後回しにしていて。40代に入ってから『夏風邪が治りにくいな』と感じて免疫が落ちていることを実感しました。生活習慣を見直さないといけないと思い始めて、娘が小学校の高学年になってから少しずつ運動をするようになりました」
――体を動かすことが大好きだそうですが、どのようなことから取り組まれたのでしょうか。
「ゴルフと、あとスポーツジムに入会して、ジムではヨガや、筋トレ、ピラティス。あとキックボクシングを始めて、これにはまりました」
――キックボクシングですか!ハードな運動ですね。始めてみていかがですか?
「肩甲骨の辺りをすごく使うので筋肉痛にもなりますが、いいストレス解消になっています。汗もたくさんかくので代謝も良くなりますし、冷え性も改善しました」
――ヨガや筋トレなども並行しているのですか?
「はい。いろいろな運動を緩く続けています。心身に目を向けるヨガは、体の変化に気付きやすくしてくれました。最後に『自分自身に感謝して終わりましょう』というプログラムを締めくくる時の先生の言葉も好きで、行ける時に行くようにしています。行けない時はウズウズして家の周りを走る日もあります。あと筋トレをする時間が取れなくても、ジムに行く余裕がある日はお風呂とサウナを利用して、リフレッシュするようにしています。溜め込まないようにデトックスしています!」
――食生活も改善したそうですね。
「運動を始めてから、朝ご飯をしっかり食べるようになりました。毎朝、季節のフルーツと、ヨーグルトは欠かしません。腸活にもなっているのでお通じも整えることにもつながっています。あとはオーガニックのグラノーラも続けています。海外のものは種類もたくさん出ているので、スーパーなどの売り場をチェックするようになりました。ハズレてしまうこともありますが、いい出合いがあるとうれしくなります」
――運動、食の見直しをされました。さらに、心身を整えるために心掛けていることはありますか。
「食べたいものは我慢せずに食べることです。食べた後は『食べた分、明日はしっかり運動しよう!』と〝浄化〟するようにしています。我慢をしすぎるとストレスになるので」
――今後はどのように年齢を重ねていきたいですか。
「旅が好きなので、いろいろな場所に出掛けたいですね。世界遺産も好きなので、各国の世界遺産を訪れたい。それからオーロラも見てみたいです。大好きな旅がお仕事につながれば良いなと思っています」
――今一番行ってみたい場所は?
「フランスですね。イタリアには何度も行ったことがあるのですが、実はフランスはまだ1度も行ったことがなくて。(世界遺産の)モンサンミッシェルに行ってみたいです」
――かとうさんにとって旅はどのようなものですか。
「心をときめかせてくれるものです。見たことがない景色、初めての食べ物。異なる文化。知らないことを知ることが旅の醍醐味ですよね」
――旅で心が動いたことが、仕事に生きたなどの経験はありますか。
「グラビア撮影がまさにそうでした。いろいろな国で撮影をしましたが、美しい景色を見たから湧き上がった感情とか、その場所でしか出せない表情がありました」
――10月に発売された最新写真集「AROUND」(講談社刊)の中で、野生のワラビーと写っている写真は、少女のような笑顔でしたね。
「そうなんです。オーストラリアで行った撮影の最終日にワイナリーに行ったのですが、そこに野生のワラビーがたくさんいたので、追いかけっこをしました。奇跡的な瞬間に巡り会うために、旅したいです。どんな所にも出向けるよう、筋力もキープしたいです!」
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